東京・渋谷区はハロウィーン期間に酒を飲んだ人によるトラブルが相次ぎ、区は2019年、ハロウィーンや年末年始に限り、路上や公園での夜間の飲酒を禁止する条例を制定した。しかし、去年5月の新型コロナの5類への移行後、外国人観光客が増える中で、渋谷は路上で飲酒できるといった情報が、SNSなどで急速に広がる。こうした中、渋谷区はごみの放置や通行の妨げをつながっているとして、飲酒を禁止する期間を通年に拡大する条例の改正案を提出。きょう、区議会は全会一致で可決し、ことし10月から施行される予定。飲酒が禁止される時間帯には、区が見回って違反者に指導を行う。ただ、罰金を科すなどといった罰則規定については、これまでと同様、盛り込まれていない。
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