米国・トランプ次期大統領は13日、ホワイトハウスを訪問しバイデン大統領と会談した。会談では内政や外交の重要問題についておよそ2時間にわたって話し合われこの中でバイデン大統領はウクライナ支援を継続する重要性をトランプ氏に強調したという。政権移行に向けた動きが進む中、トランプ氏は13日、外交を担う国務長官に中国や北朝鮮に対する強硬派として知られるマルコルビオ上院議員を起用すると発表した。就任すれば初めての中南米系の国務長官となる。また、司法長官には保守強硬派でトランプ氏の熱烈な支持者でもあるマットゲーツ下院議員を指名した。司法省によるトランプ氏の起訴などを激しく批判してきたゲーツ氏の起用は司法の独立性を損なう可能性があるなどと物議を醸していて議会の承認が難航するとの見方も出ている。
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