ただロシアとウクライナの間では、電話会談のあとも攻撃の応酬が続いている。ウクライナの首都キーウでは、これまでと変わらず警報が鳴り響き、地下に避難する市民の姿も。ウクライナ・ゼレンスキー大統領はSNSに「ウクライナ各地がロシアに攻撃されている」とする画像を投稿し、「残念ながら、民間インフラに被害が出ている」と述べ、「北東部のスムイ州にある病院に、無人機が直撃した」と明らかにした。訪問先のフィンランドで記者会見に臨んだゼレンスキー大統領は「(会談後の)攻撃をみると、プーチン氏の言うことは現実と違う」と述べた。その上で、19日にアメリカ・トランプ大統領と話す予定だと述べ、電話会談を行う見通しを明らかにした。
アメリカ・トランプ政権・ウィトコフ中東担当特使は、23日に中東でロシア側と協議する意向を示している。今後の協議の行方はどうなるのか。防衛省防衛研究所・兵頭慎治研究幹事は「ロシア側の最大のねらいは、ウクライナ問題をウクライナ抜きの米ロ間の協議で進めたいということ。ロシア側が狙っているのは、アメリカ単独で判断できるような話。短期停戦をトランプ大統領が望んでいるので、プーチン大統領からすると足元をみる形で、今後も強気の交渉姿勢を示してくるのでは」と語った。
今回の電話会談。ロシア・プーチン大統領は停戦を急ぐ理由がないからか、強気な姿勢で、したたかさも感じられた。アメリカ・トランプ大統領がロシアとウクライナの双方と協議を進め、停戦への道筋をつけられるのか。一筋縄ではいかない難しい交渉が続きそう。
アメリカ・トランプ政権・ウィトコフ中東担当特使は、23日に中東でロシア側と協議する意向を示している。今後の協議の行方はどうなるのか。防衛省防衛研究所・兵頭慎治研究幹事は「ロシア側の最大のねらいは、ウクライナ問題をウクライナ抜きの米ロ間の協議で進めたいということ。ロシア側が狙っているのは、アメリカ単独で判断できるような話。短期停戦をトランプ大統領が望んでいるので、プーチン大統領からすると足元をみる形で、今後も強気の交渉姿勢を示してくるのでは」と語った。
今回の電話会談。ロシア・プーチン大統領は停戦を急ぐ理由がないからか、強気な姿勢で、したたかさも感じられた。アメリカ・トランプ大統領がロシアとウクライナの双方と協議を進め、停戦への道筋をつけられるのか。一筋縄ではいかない難しい交渉が続きそう。
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