NHKのフェイク対策チームが過去の選挙での投稿を調べると、選挙の度に拡散されるフェイク情報のパターンが見えてきた。そのひとつが「不正選挙」だという投稿で、票が書き換えられているなどの投稿が選挙の度にSNSで広がっている。しかし投票箱には2つ以上の鍵があり厳重に管理されている上、開票作業は衆人環視のもとで行われるため不正の入り込む余地はないという。票の仕分けや計算を行う機械そのものに不正があるとの投稿もしばしば拡散するが、メーカーを取材するとそもそも票を書き換える機能がないため不正は全くないとのこと。さらにいま選挙に向けて危機感が高まっているのがフェイク動画やフェイク画像で、ここ数年海外で行われた選挙では候補者の発言が捏造された動画が拡散され問題となっている。選挙の前に不安になったら「たしかめて」を思い出すと良い。
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