シン・チャンウォンに裏切られた最初の女性は警察に通報。居場所を突き止められ、警察に追い込まれたチャンウォンは再び逃走。チャンウォンの懸賞金は1000万ウォン(約130万円)に引き上げられ、捜査員もさらに増員。その頃、チャンウォンは大田という町に潜伏していた。3人目の女性を捕まえ、居候していた。ただ、これまでと違い、 3か月以上同じ場所にいないようにしていた。再び発見され、銃で撃たれても警察の追跡から逃れた。なんと、10回以上警察に発見されたにもかかわらず逃げ切った。脱獄から1年6か月、懸賞金は5000万ウォン(約470万円)にまで跳ね上がっていた。チャンウォンは順天という町で新たな女性と暮らしていた。そこに、警察を目指しているガスレンジ修理会社で働くキム・ヨングンが修理にやって来た。ヨングンは家なのに帽子を被っているチャンウォンに不審感を抱いた。手配書の顔を確認し、指名手配犯の顔に似ていたことから、警察に通報。脱獄から907日、チャンウォンは捕らえられた。逃走の間、チャンウォンは総額約5億4000万ウォン(約5200万円)を盗んでいた。匿った女性たちは不起訴処分となった。通報したヨングンは、懸賞金を手にしただけでなく、警察官として特別採用された。
