6月20日告示、7月7日投開票の東京都知事選挙。広島県安芸高田市長を1期約4年務めた石丸伸二氏。定例記者会見や市議会の様子をSNS、YouTubeで発信するなど批判を恐れない手法で全国区に知名度を広めた。石丸市長は「東京の過密を解消することで東京都を世界で一番住みやすい街にできる」と話した。10年前の都知事選にも出馬した自衛隊の元航空幕僚長・田母神俊雄氏。当時は「ネット右翼」と呼ばれる保守層など若者世代から支持を集めたとみられ約61万票と4番目の得票数。会見で田母神氏は「災害に強い東京の街をつくりたい」など語った。