自民党総裁選を巡り、午後に茂木幹事長が正式に出馬表明する。茂木幹事長は、総裁選の期間中は幹事長権限を総裁の岸田首相に移行する。茂木幹事長は「首相になってやりたい仕事がある」としていて、地方視察・派閥・若手議員との会合で票を固めた。茂木氏の周辺陣営は「相当緻密に計算してきている」と話していて、YouTubeチャンネルの開設などSNS戦略にも余念がない。出馬会見では、経済再生・地方活性化などの政策を訴え、経済・外務大臣の経験など「安定感」をアピールしたい間あげ。「選挙の顔」を選ぶことから、刷新感・知名度が課題。世論調査では、石破氏・小泉氏と圧倒的な差があり「地方票はほとんどとれないのでは」との指摘も出ている。