続いてのスーパー10代は、八村を彷彿させる逸材・白谷柱誠ジャック、15歳。大会新記録の1試合54得点の記録も持っている。U18日本代表に史上最年少で招集された。白谷の凄さを探りに番組スタッフは三重県を訪れた。身長は中学3年生の平均身長を約30cm上回る196cm。足のサイズも規格外の33cm。放課後は体育館へ。裸足になり、18種類のトレーニングを40分かけて行う。裸足の理由を監督に聞くと、裸足になることで、地面を足の指でつかむ癖がついて足裏の感覚が鋭くなることを教えてくれた。それによって細かいステップの強化などにつながるという。ゴール下に棒を持ったディフェンスがブロックを受けながら行うシュート練習「ワタナベ」が行われていた。渡邊雄太が教えてくれた練習だという。よる8時、練習が終わり、自転車と電車で約1時間かけて帰宅した。白谷の支えとなっているのが母の桂子さん。アフリカ出身の父を持つ白谷。小学2年生で両親が離婚して以来、桂子さんが女手ひとつで育ててきた。この日の晩御飯は大好物のからあげだった。栄養価に気遣った五分づきのご飯。小学校3年(154cm)にバスケを始め、卒業時には183cmまで約30cm伸びた。バッシュは約60回買い替えたという。桂子さんは大会があれば5時間運転してでも駆けつける一番の応援団でもある。