きょうは歌人の俵万智さん。「生きる言葉」は13万部を超えるヒットとなった。俵さんも日々積極的に発信しているのがSNS。その登場は言葉にとって大きな変化だという。俵さんは言葉の時代、言葉の大転換期である。多くの人が当たり前に不特定多数の人に届く言葉を発信できる時代というのは人類の長い歴史の中でほんのここ数十年のこと。ルールとかマナーが追いついていない。手軽に発信できる時代だからこそ言葉としっかり向き合っていかないと言葉からしっぺ返しを受けると述べる。俵さんが大切にしてきた場が「ホスト歌会」。7年前から毎月欠かさず参加しているという。ホストが披露するのは自作の短歌。「ポッキーの箱に収まる100万の 厚み見ている 俺らの厚み」。箱に収まる100万円を見て、その熱量の高まりと相反する軽さみたいなものっていうのが表現できないかなと思って作ったと述べる。言葉にすることで自分の内面と向き合うことができるという。俵さんは過程こそが歌を作るだいご味だなって。そのことをつくづく思い出させる。かつて以上に貴重なものになっていると述べる。
近年、俵さんの歌にも変化が起きた。高齢の親を支える中で生まれた“黒い歌”。「母の言う「じゅうぶん生きた、死にたい」はデッドボールで打ち返せない」。母から死にたいという言葉を投げかけられ絶句したときの短歌。俵さんはこうした負の感情をのせた黒い歌を歌人人生で初めて表現。俵さんは作っちゃってから「あ、自分こんなこと考えてたんだ」ってこともある。言葉が逆に教えてくれるっていうこともすごくあると述べる。言葉は傘のようなものだという。「傘だった言葉を閉じて歩く時 杖ともなりてゆく空の下」。使い方を間違えれば傘も凶器になる。相棒とうまくつきあって仲よくしていければいいなと思うと述べる。明日はアニソンシンガーのオーイシマサヨシさん。
近年、俵さんの歌にも変化が起きた。高齢の親を支える中で生まれた“黒い歌”。「母の言う「じゅうぶん生きた、死にたい」はデッドボールで打ち返せない」。母から死にたいという言葉を投げかけられ絶句したときの短歌。俵さんはこうした負の感情をのせた黒い歌を歌人人生で初めて表現。俵さんは作っちゃってから「あ、自分こんなこと考えてたんだ」ってこともある。言葉が逆に教えてくれるっていうこともすごくあると述べる。言葉は傘のようなものだという。「傘だった言葉を閉じて歩く時 杖ともなりてゆく空の下」。使い方を間違えれば傘も凶器になる。相棒とうまくつきあって仲よくしていければいいなと思うと述べる。明日はアニソンシンガーのオーイシマサヨシさん。
