今年2月からのインフォスティーラーの被害総額は5200億円に上っている証券口座への不正アクセスでも使われたと言われる。インフォスティーラーは日本で情報窃取型ウイルスと説明される。ID・パスワードなど全ての情報を奪い取って犯罪グループに勝手に送信する。2024年下半期のインフォスティーラーの攻撃対象上位5か国に日本が入っている。インフォスティーラーはSBI証券、PayPayなど様々な個人情報を盗んでいる。感染手口は、SNSの偽広告・偽の電子メールなど。新しい手口に、ネットサービスの偽のホームページで「ロボってではないことをより確実に証明するには、次の手順に従ってください」などと表示して、手順通りに操作するとインフォスティーラーをダウンロードして感染してしまう。ホームページ内の「Windowsキーを押せ」に注意。被害を防ぐには、初めてアクセスするサイトは気をつける。不用意にアプリのダウンロードコマンドを入力しない。インフォスティーラーに感染してもパソコンの動作に変化はなく、ウイルス対策ソフトを利用するのがおすすめ。ネットサービスで二段階認証を設定すると、パスワードが流出しても犯人はログインできない。