東京・銀座で発表会を開いたのは長野県白馬村でまちづくりを手掛けるズクトチエ。発表したのは、東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランド系の投資会社からの8800万円の出資。オリエンタルランド・イノベーションズが地方の観光施設を運営する企業に出資するのは初。まちづくりの実績を評価されたズクトチエ。実際に白馬村にいくと、麓から ゴンドラに乗ること7分。北アルプスの山々が見渡せるテラスには多くの観光客の姿が。かつてこのエリアは冬場のスキー場頼みで観光客が大幅に減少していた。そこでズクチエが目指したのは一年を通してきてもらえるまちづくり。利用したのは白馬が元々持っていた魅力。湖を眺められるカフェでは景色を気軽に楽しめるようにテラスを設置したり、地元食材を使った呂類を揃えたりして観光スポットして充実させた。オープンからおよそ2年で22万人が訪れる観光名所に。このエリアで50年近く愛されてきたロッヂいとうのオーナーはコロナ禍の影響で一度休業した。その間にズクチエが民宿を借りてリノベーションを実施。1月に新たな宿泊施設としてオープンした。ロッヂいとうの元々の利用者などを意識し、入口にはその名前が書かれた扉を設置し歴史を残した。エリア内の来客者数は5月から11月の来場者が冬を上回り、1年中楽しめるエリアに。ズクチエは今回オリエンタルランド・イノベーションズからの出資を機に、出資元のグループが持つさまざまな知見をまちづくりに活かしていきたいという。オリエンタルランド・イノベーションズの狙いにはメインの事業が舞浜の土地で価値を提供しているが、舞浜から出て広く勝つディズニーのIPを使わないオリエンタルランド独自の形で展開し柱になるような事業体・群を生み出したいとした。
住所: 長野県大町市平21462-1
