今日、KDDIがスペースXの通信網「スターリンク」を活用した国内初のスマホへの直接通信サービスを発表。今日からサービスを始めており、iPhoneやサムスンのGalaxyなど50機種のスマホに対応。電波の届かない場所でも空が見える環境であればショートメッセージや位置情報などが使える。夏以降はデータ通信にも対応する予定で、当面無料で提供する。KDDIの松田社長53歳は歴代一番の若さでの社長。技術者出身でAIにも精通し、スペースXの他にもアップルやグーグル、クアルコムといった名だたる企業の交渉役を担ってきた。松田社長が掲げたのが通信技術と保有するデジタルデータにAIを融合させたサービスの展開。AIを活用することでスマホを通じてより個人二カスタマイズされた買い物などの体験ができる仕組みを作ろうとしている。ただ、AIの活用についてはライバルのNTTドコモやソフトバンクも力を入れているため、差別化が重要になるという。差別化のカギは去年KDDIが5000億円を出資し、経営に参画したローソン。生活インフラとなったコンビニにAI向けのサーバーを置く構想を明かした。