松井証券・海老澤界さんの解説。テーマは「投信トレンドの変化から今後の課題を考える」。足元を見るといわゆるS&P500、オールカントリーのような外国株のインデックスファンドが人気。リーマンショック直前の2008年8月末と比較。当時と比べトップ10に両方とも入っているのがピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(毎月分配型)1本だけ。投信の人気トレンドが目まぐるしく変わっているのが分かる。2008年8月末時点で毎月分配型が10本中9本。外国株式というのはリスクも大きいので集中させた分だけリスクが大きくなってしまう。国内外4資産の「効率的フロンティア」イメージのグラフを紹介。資産を分散させるには一番オーソドックスなのが複数の資産で運用するバランス型の投資信託。海老澤さんは「投資目的にあったものをちゃんと吟味して選ぶのが大事」などと話した。来週も格付投資情報センター岡忠志氏に「バランス型投信の活用術」をテーマに解説していただく。