温暖化が年々深刻さを増す中、暑さを逆手に、今、果物などの栽培に変化が起きている。静岡県熱海市にある農家「たからのはたけ」では11月にミカンを収穫予定だが、一部が割れて果実がむき出しの状態に。こうした状況を見据え、4年前から栽培を始めているのがアボカド。アボカドは暑さに強いため、来年の収穫に期待しているという。国内で流通するアボカドはほとんどがメキシコやペルーからの輸入品だが、近年、需要が急増。国内での栽培も拡大し収穫量は右肩上がりで、2022年までの8年間で約170倍(農水省HPより)。暑さに対応できる作物としてアボカドに着目しているのが静岡県。県と協力して普及に取り組んでいる「papa-farm」。5年前に栽培を開始し、去年は約200個の実がなったという。静岡県は今年度の当初予算に、栽培試験などの費用として約1800万円を盛り込むなど支援を発表。生産を拡大していく方針。
