- 出演者
- 水野真裕美 関口宏 中西悠理 唐橋ユミ 杉浦みずき
オープニング映像。
プロ野球の日本シリーズが始まり、秋も深まってきたと話した。
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月曜日の所信表明演説、岸田総理は物価高対策として所得税など4万円の減税を柱とする経済対策を打ち出した。野党は、選挙対策のためのバラマキ優先ではなどと批判。減税には法改正が必要で、実施は来年6月以降となりそうだ。財務省からは総理への恨み節が聞こえてくる。
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物価高対策として、所得税などの減税を決めた岸田総理。財務省幹部からは、総理の思いつきに付き合わされて財務省内は大混乱、減税は総理が増税メガネと言われたくないだけとの恨み節が。増税メガネとは、国民への負担増を決めた岸田総理を揶揄したもの。自民党幹部からは、支持率が向上しない最大の原因は国民が期待するリーダーとしての姿が示せていないとの苦言。今回の減税は効果的か、木内さんは「時限的な減税や給付金は貯蓄に回る部分が大きい。あまり経済にとってプラスにはならない。物価の痛みをやわらげる効果もあまり大きくない」という。支持率低迷にあえぐ岸田総理。減税案は国民の支持を得られるのか。
減税対象となっている世帯には。1人あたり4万円の減税が来年6月以降に実施される見込みで、1年間限定の案となる。住民税非課税世帯に関しては、7万円 を給付する見込みで、今年3月に決定した物価高対策の3万円と合わせ、年内に10万円の給付となる。子どもの数に応じて一定額を上乗せする案も出ているという。岸田総理は、「2年間で3.5兆円増えた税収を国民に還元する」としている。昨年度の歳入は71兆円、歳出は132兆円。税収入だけでは足りていない。足りていない歳入に関しては国債を発行して運営している。木内さんは「国の予算は税収などで賄えておらず毎年借金をしているなか、全員に配っている場合ではない。今必要な政策は、低所得者に集中的に給付することだ」と指摘。
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田中は「朝三暮四。減税してから増税するのは結局同じこと」と述べた。斎藤は「財務省と国民の間の板挟みで中途半端になっている。目先のバラマキで、円安などの問題が見えなくなっている」と述べた。
与野党対決の構図となり岸田政権の今後を占うとされた2つの補欠選挙。22日に投開票が行われた。衆議院長崎4区では接戦の末、自民党候補が民主党候補を破った。参議院の徳島・高知選曲では、野党が支援した候補が自民党候補に圧勝。今回の2つの補選は、元々は自民党が有していた議席だが、1勝1敗の結果になった。畠山さんは、長崎もかなり危ういといわれていて、無党派層の表は立憲のほうがだいぶ取っているという意味では、与党に対する風当たりた強いと思われるという。それよりも投票率が低かったのが、与党野党関係なく政治への失望や無関心というのが、より考えるべきなどとした。松原さんは、何が変わるかと言うと岸田総理は解散をちらつかせることで党内の求心力を高めようという感じがあったが当分できなくなったという。年内の解散はおそらくないとした。
中国の重要閣僚が相次いで消息不明となる異例の事態が起こっている。8月以降公の場に姿を表さず、動静をとられていた李尚福国防相について24日に解任が発表された。軍事装備品の調達を巡り調べを受けているなどと、汚職の可能性が指摘されていた。中国政府は解任の理由を明らかにしていない。また7月に消息不明となっていた秦剛前外相が突然解任が発表されている。
東京モーターショーから名称を変更したジャパンモビリティーショーが開催され、自動車の枠を超えて様々な乗り物が展示された。自動車メーカーがしのぎを削るEVには中国BYDやアメリカテスラ等が販売数を伸ばしている。
ジャパンモビリティショーでは様々なEVが展示され、BYDからは4輪に独立したモーターを搭載した仰望U8等を発表した。トヨタは1回の充電で1000kmを走行できるレクサスLF-ZCを発表した。世界のEV販売台数1位はアメリカテスラ・BYD・GMと続く中で日本企業は7位のルノー・日産・三菱が最高でホンダやトヨタは20位後半である。エンジン車と電気自動車では構造が大きく異なり、電気自動車のほうがシンプルな構造である分新規事業者が参入しやすく、これまでエンジン車を作ってきた企業が一気に転換するには生産ラインの入れ替え等が必要であるため日本は対応が遅れている。EUではEVに大規模な購入支援やインフラ整備支援を行いエンジン車は2035年に新車販売を全て禁止するとした。日本でもEVに一定の補助金があるが欧米と比べて手薄でエンジン車のの規制も無い。トヨタはこと6月に次世代型EV電池を開発し、長寿命で製造コストが40%抑えられることから3.4年後の実用化を目指している。
今日のコメンテーター の工藤公康さんと槙原寛己さんを紹介した。
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SMBC日本シリーズ第1戦で阪神とオリックスが対戦した。オリックスの先発は山本由伸投手で、3回まで阪神打線を無失点に抑えた。阪神の先発は村上頌樹投手で、3回までパーフェクトを達成した。5回に阪神の佐藤輝明選手が出塁し、さらに盗塁を成功させた。その後渡邉諒選手がタイムリーを放って先制し、続く近本選手・中野選手もタイムリーを放って一挙4点を獲得した。6回にも木浪選手がタイムリーを放つなど阪神が点を重ね、8-0で阪神が勝利した。
工藤さんは「佐藤選手の盗塁はおそらく監督のサインで、間違いなく山本投手の研究をしていた」、「バッテリーの虚を突く盗塁で、間違いなく試合の流れを変えた」などコメントした。槙原さんは「山本投手は後半調子を崩されていて、岡田監督の研究によるものだと思う」、「阪神の村上投手のピッチングも素晴らしかった」などコメントした。
23日にソフトバンクの小久保新監督が就任会見を開いた。小久保監督は選手として1999年に王監督の元で初優勝に貢献し、一昨年は工藤監督の元でヘッドコーチを務めた。小久保監督は「ソフトバンクは美しさが欠けていて、王監督時代の主義を継承しながら今一度チームに浸透させるようにしていきたい」など話した。
工藤さんは「ファンあってのチームなので、見る観客を意識したチームとしての美しさの発言だったと思う」、「小久保監督はWBCでも監督経験があり、強いチームを作るための方法を分かっている」などコメントした。槙原さんは「チームとしてのキャッチフレーズで気を引き締めるための美しさの発言だったと思う」などコメントした。
木曜日にプロ野球のドラフト会議が行われた。注目はENEOSの度会隆輝外野手と青山学院大学の常廣羽也斗投手。度会外野手は去年の都市対抗野球で打率4割超え、4本のホームランを打ち、ドラフト1位候補となった。中日・DeNA・ロッテの3球団が競合し、DeNAが交渉権を獲得した瞬間、度会外野手は涙を浮かべた。高校生だった3年前は指名されず、悔しい経験をしていたため不安だったと本音を漏らした。その悔しさをバネについに夢を叶えた。
もう1人は青山学院を大学日本一に導いた、最速155キロと4種類の変化球を操る常廣羽也斗投手。楽天と広島、交渉権を獲得したのは広島の新井監督だった。当たりくじを見せつけた新井監督は常廣投手がいる青山学院大学へ行き、2人で記者の質問に答えていたときに突然歓声が上がり、同じ場所で指名を待っていた中島大輔外野手を楽天が6位で指名した。その中島外野手に新井監督は「楽天入団おめでとう」などのお祝いの言葉を贈った。この人の良さが当たりくじを引き寄せたのかもしれない。
ドラフト1位で指名された選手の中で注目した選手についてのトーク。工藤さんは広島の常廣羽也斗投手を挙げ、楽天の岸選手に似ている投手じゃないかと話した。槙原さんは巨人の西舘勇陽投手を挙げ、槙原さんと同じ17番なので興味がわいたといい、実力的にも素晴らしいものがあるなどと話した。昔は六大学中心だったのが変わってきて、今年は特に大学などから入る人が多いところが印象に残っているなどのコメントもあった。欲しがっているのを体現して喜んでいた新井監督に槙原さんはあっぱれをあげてくれと言い、ドラフト現場にいた工藤さんと槙原さんが「声が大きかった」などのその時のことを話していた。