- 出演者
- 膳場貴子 村瀬健介 日下部正樹 上村彩子
オープニング映像&出演者の挨拶。
きょうのラインナップを紹介。特集1つ目は戦争捕虜を支援する日本人。2つ目はシベリア抑留された台湾出身日本兵。
台風7号の進路予想を伝えた。西日本・東海に上陸へ。
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- 台風7号
東海道新幹線はあす13日の計画運休は実施しないと発表。14日から16日は全線にわたり計画運休や長時間にわたる運転見合わせの可能性。山陽新幹線は15日から16日午後にかけて新大阪と広島間で計画運休の可能性がある。
1904年、日露戦争でロシアから100発以上の射撃を受け沈没した常陸丸が発見された。BS-TBS「幻の海底遺産を探せ!」の取材班が海底を調査したところ巨大な膨らみを見つけ、水中ドローンで捜索を始めた。マストや排気口などが目視できる。佐々木ランディ准教授は「たくさんの人に水中文化遺産っていうものが存在していることを知ってほしい」と話す。
エンゼルスvs.アストロズの一戦。2番DHで出場の大谷は、メジャー通算250勝右腕のバーランダーと対戦。第3打席に通算5本目のヒットを放った大谷。試合は11-3でアストロズが勝利。
ブルージェイズvs.カブスの一戦。2試合連続ヒットを放った鈴木はレギュラー奪還へ猛アピール。試合は6-2でカブスが勝利。
「綾瀬はるか「戦争」を聞く~ひまわりの願い~」の番組宣伝。
高速道はきょうも混雑。新幹線は東海道が13日、東北・上越などは15日がピークとされている。国内線では日本航空が15日、全日空は16日になる見込み。
台風7号の進路予想や全国各地の天気を伝えた。来週東・西日本で大荒れ。
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78年前のアジア太平洋戦争。当時日本の統治下にあった台湾からも多くの青年が日本人として戦った。台湾籍で元日本兵の呉正男さんは奥多摩にある慰霊碑を訪れた。有志により慰霊祭が開催されたのは2010年。呉さんは「日本の本州には慰霊碑はここだけしかない。僕が死んでいたら誰も拝んでくれなかったと感じる」と話す。
当時、日本の統治下にあった台湾。およそ21万人が参戦し少なくとも3万人が死亡した。呉さんは愛国少年として育ち日本に留学するも16歳で陸軍に志願。新設のグライダー部隊に配属された。しかし制空権を失った日本では訓練もできず宣徳飛行場に移る。1945年6月、兵士が招集され特攻への意志調査が実施された。志望・熱望・熱烈望の3項目があり、呉さんは熱烈望を付けたという。しかし先発隊から外れ8月5日に64人が飛び立つのを見送った。そしてそのまま北朝鮮で終戦を迎えることになった。その後、呉さんは南の38度線を目指す途中にソ連兵に捉えられ抑留。
呉さんが収容されたカザフスタン・クズオルダ。現地に関する資料がほとんど見つからない中、クズオルダの収容所にいたという元日本兵の語り書を見つけた。抑留した父の足跡を訪ねて情報収集している安永さんと片渕さん。7年前には収容所を探すためクズオルダを訪問したが場所が特定できなかったという。呉さんは1981年の報道特集に出演した際には戦争体験を語り「死に対する悩み、戦争に対する疑問、こういうものを全然持たいないで行ったことに戦後悩んだ」と明かしている。ロシア側に残されていた呉さんの個人記録には大山正男の名前が記されており、日本名を名乗っていたことで日本行きの船に乗せられた。
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- クズオルダ(カザフスタン)太平洋戦争
台湾・台南市にある飛虎将軍廟には日本人兵士が神様として祀られている。50年にわたり日本の植民地でありながら台湾には親日家が多い。日本にかわり台湾を収めた中国国民党。日本の高等教育を受けたエリート層は弾圧され、拷問や処刑で数万人が亡くなったといわれている。呉さんの故郷、斗六市を日下部キャスターが取材。インパール作戦で生き残った元日本兵の趙中秋さんは脳梗塞を患っているが「死ぬまで日本人なんだ」と絞り出すように繰り返す。
復員後は日本人ではなくなり外国人扱いとなった呉さん。5年遅れで日本の高校に通いパチンコ店で働きながら法政大学に入学した。卒業後は横浜中華街にある銀行に40年近く務めた。1度だけ日本国籍の取得を考え役所を訪れたが、日本人としての過去を否定されるような対応されたことがあったという。戦後の補償問題にも釈然としない思いを抱えている。1974年にインドネシアのジャングルで台湾出身日本兵が発見された。終戦を知らずに30年もさまよい続けていた。日本政府は未払い給与などの名目で台湾出身日本兵に約6万円を渡しインドネシアから台湾に帰らせた。これをきっかけに台湾出身の元日本兵らは補償を求める訴えを起こしたが認められなかった。
東京・千代田区では毎年8月23日にシベリア抑留犠牲者の追悼集会が開かれる。猛暑にも関わらず呉さんは毎年参列している。呉さんは「いろんなマイナスがあって今日までこうやって生きている、一番幸せだと思う」などと語る。
取材した日下部キャスターは麻生副総裁の発言を取り上げ「日本は総懺悔という言葉に代表されるように戦争責任の所在をずっと曖昧にしてきた。戦争責任と向き合ってこなかったという事実が台湾や朝鮮半島出身の元日本兵に対する理不尽な対応に繋がっている」などと指摘した。
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- 麻生太郎
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