ガイアの夜明け 進まぬ復興 その真実
輪島朝市では地震による火災で200棟以上が消失。年間60万人の観光客が訪れていた。のと共栄信用金庫輪島支店は2008年に移転。のと共栄信用金庫輪島支店長・堂角清志さんは、この町のために邁進してきた。被災した事業者が集まり「なりわい再建支援補助金」の説明会が行われた。なりわい再建支援補助金は国や県が普及費用を補助。補助金の申請には手続きが山のようにある。堂角さんは、なりわい補助金申請希望者の包装資材 三辻商店社長・三辻敬さんを訪ねた。三辻商店の地震前の取引先は役800件。 倉庫3棟が全壊、公費解体が決まっている。のと共栄信用金庫復興支援チーム・盆下直喜さんが補助金の詳細を説明。解体前に全壊した倉庫の見積もりが必要。輪島の工務店は大忙し。宮下工務店社長・宮下和博さんが倉庫を訪ね見積書を作成。なりわい再建支援補助金は相談は110件以上、申請は2件。のと共栄信用金庫本部で盆下さんは補助金の申請を増やすため県に交渉したが、却下された。
のと共栄信用金庫輪島支店長・堂角清志さんは重要な会議のため七尾市を訪ねた。のと共栄信用金庫・鈴木正俊理事長ら幹部や前支店長が集まった。のとしんも厳しい状況にあった。のと共栄信用金庫は38億5900万円の最終赤字。堂角さんは崖の上のベーグル店を救う手立てを考えた。