“ウクライナ侵攻終結へ重要な要素”

2025年2月12日放送 19:20 - 19:23 NHK総合
NHKニュース7 (ニュース)

2021年からロシアで拘束されていたアメリカ人男性が、交渉の結果、帰国が実現した。12日には、さらに1人が解放される見込みだとも明らかにし、ウクライナ侵攻の終結に向けて、大きな重要な要素となりうるという見方を示した。
ロシアによる侵攻が続くウクライナを巡っては、13日のNATO(北大西洋条約機構)の国防相会合や、14日からのミュンヘン安全保障会議で大きなテーマの1つになる見通し。ミュンヘン安全保障会議にはゼレンスキー大統領も出席する見通しで、アメリカのバンス副大統領と会談すると見られている。ゼレンスキー大統領は、ウクライナ軍がロシア西部で掌握した地域と引き換えに、自国の領土の返還を要求する考えを示しているほか、侵攻の再開を防ぐ方策を巡り、「アメリカ抜きでは安全の保障は完成しない」と述べている。
トランプ大統領は、ウクライナ支援を継続する条件として、見返りを求めるような発言も。「レアアース、石油、天然ガスなどとてつもなく価値がある土地を彼らは持っている。私たちは何千億ドルも投じているのだから資金を確保したい」とコメント。これにはヨーロッパの首脳から批判的な発言も出ている。トランプ大統領は近くゼレンスキー大統領と会談するとみられていて、停戦交渉を見据えた動きが活発化している。


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