カンブリア宮殿 カンブリア宮殿 何でも引き取るで快進撃!「買いクル」
大堀は裕福な家庭で生まれたが、しかし小学4年生の時に父が事業に失敗し失踪してしまい、それから児童養護施設で生活した経験も。高校卒業後にはフリーター生活を経て中堅のリユース会社に入社し猛烈に働いた。トップクラスの成績をあげると29歳で独立し中古車をメインにした買取業の会社を設立。そんな中、閉店することになった飲食店にテーブルなどを買い取りにいった時のこと。たまたま半年前に出展した出店工事の見積書を目にした。書かれていた金額は800万円だったがお金をかけたのにすぐ潰れてしまっては意味がないと思ったという。そのことでお金をかけずに店を構えようと無店舗を考えたが、その時真っ先に浮かんだのは海外販路の開拓。一人で2年もあけて東南アジアの国々を回ったが、すぐにでも利益がほしい中で出口の開拓にあたったのか?大堀は競合企業がほとんど進出していないカンボジアに目をつけると、現地のリユースショップをまわり交渉した。しかしまだサービスをも初めていない見ず知らずの日本人に門前払いがつづいた。その中で話を聞いてくれた人がサクラショップのオーナーだった。オーナーは大堀にパワーがあり、この人と手を組みたいと思ったという。海外販路という地固めをした上で何でも引き取る買いクルがスタート。戦略はあたり急成長を遂げている。