日曜報道 THE PRIME (ニュース)
「日本を守らない」という米国の本音について。トッド氏は「核の怖さは分かっているが、どの国を見てもリスクはとらない。つまり他の国をわざわざ守るのか。自分を守ることですら大変。それでも人々が核の傘を信じていることに関して驚いている。今、アメリカの力は減少している。だからこそアメリカ第一主義が出てきている」などと述べた。佐藤氏は「同盟イコール自動参戦ではない。日米同盟が機能するためには日本がそれなりの努力と意志を持たなければ機能しない。アメリカの傘がどうしたら効くようにするか、日本はもっと注力し核の議論をもっとするべき」、橋下氏は「核の傘はある意味フィクション。フィクションで安全保障が構築されていることもみんな分かっている。それを口に出すかどうかの問題。政治は大人の付き合いが必要」などと述べた。トッド氏は「時代遅れな新世界の考え方。アメリカは昔ながらの考え方を行っている、理屈の通る国であり私達を守ってくれる、日本やヨーロッパはそう思い込んでいるが、アメリカは戦争を促進している。中東においてアメリカはイスラエルを代理勢力として用いた。ウクライナも1つの代理勢力だ。おそらく次なる段階はアメリカがアジアで戦争を促進する。日本にとって問題なのは日本はアメリカから守られているという考え方。しかしアメリカが始める紛争に巻き込まれてはならない。核の抑止はその目的を考えていかねばならない」などと述べた。トランプ大統領はゼレンスキー大統領と会談を行い、トマホークの供与について消極的になっている。トッド氏は「元々トマホークミサイルを生産できるかという問題だと思う」などと述べた。