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“祝い花”再活用でフラワーロス解消へ。10月日本武道館で行われた歌手の木村カエラさんのコンサートで会場外にはファンやアーティスト仲間から贈られた祝い花が並んでいた。コンサート終了後スタッフが祝い花の回収を行っていて、木村さん所属のソニーミュージックグループでは今年6月から所属アーティストに贈られた祝い花を回収し再活用する活動をスタートしたとのこと。これまではほとんどが廃棄されていたが、再活用することでフラワーロス解消。この日ソニーグループの会議室ではフラワーキャンドルワークショップが行われていた。祝い花の再活用と社員のサステナビリティー意識向上のため開催された。
“祝い花”の再活用方法。営業終了間近の都内の映画館で行われていたのは映画宣伝ディスプレーの設置作業。ディスプレーの周りに回収された祝い花で装飾が施されている。この映画の主人公の夢がフラワーショップ開業のことから、ストーリーにマッチしていると祝い花を再活用。ソニー・ミュージックエンタテインメントの神山さんは「花の廃棄を問題視している社員もいた為、回収の数を増やし且つ活用の手段をこれからも増やしていきたい」と答えている。ソニーでは今後他エンタメ企業にも活動を広げフラワーロス解消に取り組みたい考えとのこと。