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銭湯でよく見かけるケロリン桶を製造・販売しているのは富山めぐみ製薬。昭和を目前にした大正14年に解熱鎮痛薬ケロリンが誕生した。今年は昭和100年でもありケロリン100周年でもある。昭和33年にはケロリンのCMソングを制作しラジオなどで流した。しかし広告費の高さなどで社内からは批判の声が。広告代理店から、銭湯の桶に広告を載せないかとの提案があり昭和38年にケロリン桶が誕生した。登場当時は白だったが汚れが目立つというので黄色に変わったという。当時は木製からプラスチックへ移行している時期でプラスチックが珍しかった。足立区の玉の湯では60年にわたり白のケロリン桶を使用しており、現在は展示されているが触れたり写真を撮れるサービスをしている。銭湯は昭和43年をピークに減少していたが、平成になる頃に東急ハンズ(現:ハンズ)からケロリン桶の販売オファーがあった。これが大ヒットし、アニメキャラクター「ケロロ軍曹」とコラボし大きく売上を伸ばした。現在もケロリン桶は年間4万~5万個製造されている。