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国会への提出が先送りされている年金制度改革関連法案をめぐって、自民党と立憲民主党の国会対策委員長が会談した。法案は政府・自民党内での調整が難航。野党は会期末まで2カ月を切ったことから早期の提出を求めている。さらに法案提出前に首相が出席して予算委員会の集中審議を行うよう求めた。その中でおととい、テレビ番組に出演した河野太郎氏は年金制度について持論を展開した。そのうちのひとつが第3号被保険者制度、いわゆる専業主婦年金の廃止で、これは会社員などに扶養されている配偶者が保険料を納めなくても基礎年金を受け取れる制度。制度ができたのは1985年で、当時は夫が働き妻が過程を守るという家族形態が一般的だったので稼ぎのない専業主婦の年金を確保するための制度だった。河野氏は年金制度の一元化を提案している。いずれにしても法案の提出は先送りされたままで、野党は提出時期が遅れた場合、福岡厚生労働大臣の不信任決議案の提出も検討するとしている。