週刊フジテレビ批評 The批評対談
終戦後の1946年11月に出版された小学一年生では日本語の表記の仕方などに変化があり、記事には絵ではなく写真が使用され、外国人の子どもたちの写真を「オトモダチ」と題して記事にし、外国は敵だと教育されてきた子どもたちへ外国は友であるとして、現地の人々を紹介しているなどと説明した。須田らは当時の日本ではGHQの介入が強く、GHQが占領政策に入る際には西洋と違う日本を西洋化する流れが非常にあり、一寸法師も主人公が西洋化して掲載され、戸惑いがあった中でも指示された範疇で面白楽しく記事を作り続け、意欲やアイデアに溢れていた時代でもあるなどと解説した。