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去年、非常戒厳を宣言した韓国のユン・ソンニョル大統領の弾劾裁判について、弾劾が妥当かどうかの判断が示されるのは来週以降になる可能性が高くなった。ユン大統領の弾劾が妥当かどうかを判断する裁判で最近まで、今月14日に判断が示される可能性が大きいと予想されていた。しかし、チェ監査院長らの弾劾裁判で13日に判断が示されることが決まって、ユン大統領の裁判の日程にも影響を与えるとみられる。もし、憲法裁判所がユン大統領の弾劾裁判の判決を14日に言い渡すとしたら、2日連続の判決言い渡しとなる。しかし、憲法裁判所が重要な事件の判決を2日連続で言い渡すのはごく稀で、従ってユン大統領の裁判の判決は来週以降に言い渡される可能性が大きくなった。ハン・ドクス首相の弾劾が妥当かどうかを判断する裁判もユン大統領の裁判に影響を与える可能性がある。ハン首相の裁判について先に判断が示されることになれば、ユン大統領の裁判の判決言い渡しはさらに遅れることになる。憲法が専門の学者らはハン首相とユン大統領の弾劾訴追の理由が一部、重なる部分があるものの、2つの裁判の判決を同時に言い渡すことはないだろうとみている。