「必ず戻る」名倉巧(27)突然の病とチームの絆

2026年1月31日放送 0:30 - 0:41 日本テレビ
Going! (スポーツニュース)

昨年、8年ぶりのJ1昇格を決めたV・ファーレン長崎。選手たちは特別な思い出ピッチに立っていた。この日ベンチに入っていた名倉巧は病と戦いながら仲間を応援していた。長崎に在籍して7シーズン目を迎えた去年6月、体にある異変を自覚。病院で診察した結果、悪性腫瘍と診断された。このとき、チームは8位と昇格に向けた戦いの真っただ中にいた。名倉は「なんでこの今のタイミングで、自分なんだろうっていう気持ちはすごいあった」と振り返った。姉の七海さんは「突然母親から電話がかかってきて、タクが、タクがっていう感じで泣いてて、何が起きてるのか、ちょっとプチパニックで。でも、お見舞い行けるってなって、病室のドア開けたら、いつものタクが、ベッドに寝っ転がりながらいて、絶対治すからっていう前向きなことばをもうずっとタクは発していた。」と話していた。およそ1か月の入院を終え、2週に1回、通院での治療を続けるかたわら、体調のいい日にはボールを蹴っていたという名倉。支援の輪はチームの垣根を越え、サッカー界で名倉を応援するプロジェクトが発足。長崎でチームメートだった横浜Fマリノスの植中朝日は、名倉の背番号14でエールを送った。同じ九州のクラブ、アビスパ福岡のベンチには、名倉のユニホームを掲げていた。名倉も「パワーになっているし、何か恩返しをしたいなという気持ちが強くて、その人たちのためにも、必ず復活することが今は一番大事」と話していた。9月、名倉は久々にロッカールームでチームメイトと再会。サポーターの前にも姿を見せ、スタンドから名倉コールを受けた。キャプテン山口蛍がゴールを決め重要な大宮戦に勝利、自動昇格県の2位に浮上した。そして11月29日の最終節、ベンチで戦況を見守る名倉の前で長崎は8年ぶりのJ1昇格を決めた。名倉は「J1で戻る」と決意を語った。来週開幕する「百年構想リーグ」を前にキャンプで調整する名倉の姿があった。チームに合流したのは4日間だけだったが「同じ境遇にいる人たちも、たぶん自分が復帰して治して頑張ってたら、希望になると思うし、自分も頑張ろうって思えると思うんで、みんなの希望になることが、今の自分の生きがいでもある。」と意気込みを語っていた。


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