クローズアップ現代 #5176 「改正皇室典範」施行へ 皇室の未来 私たちはどう考える
改正皇室典範の旧皇族の子孫との養子縁組についてどのような準備が進めれているのか。宮内庁の黒田長官は養子候補者の把握について「具体的なことは申し上げられないがさまざまな方法により対処する」と説明するにとどめている。対象となり得るのは終戦直後に皇籍を離脱した11の旧宮家の子孫。現在、「賀陽宮家」「久邇宮家」「東久邇宮家」「竹田宮家」に若い男系男子がいるとされている。旧皇族・久邇宮家の久邇朝宏さんを取材。11の旧宮家と皇室との共通の祖先は約600年前の貞成親王まで遡る。朝宏王と称された久邇さんは皇位継承順位18位だった。戦後、その運命は大きく変わり、GHQの占領下で11の宮家の51人が皇室を離れることが決定した。当時3歳だった久邇さんも一般人として生きることになった。その後、大手メーカーに就職。周囲に出自を明かすことなく過ごしてきた。皇室との関係は次第に希薄になっていった。今回の改正で認められた養子縁組。皇族となった養子に男子が生まれた場合、皇位継承資格を有することになった。一般人として生きてきた人が務めを果たせるのか、久邇さんは複雑な思いを抱えている。
