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都内の鮮魚店では、スペイン産クロマグロの中トロ100gを去年、1580円で販売していたが、きのうは980円と4割安になっていた。冷凍クロマグロの平均価格は、おととし11月には、1キロあたり4200円を超えていたが、去年12月には、約3200円に下落した。過去にないほどの価格の下落で、輸入の冷凍クロマグロが安くなっているという。鮮魚店によると、コロナが明け、急激に需要が高まり、価格が高騰したが、消費者が離れ、業者が多くの在庫を抱えることになったという。先月から、新たにマグロの水揚げが始まり、さらに在庫を抱えることになり、クロマグロの価格が下がったという。輸入会社によると、冷凍クロマグロの買付のライバルである韓国の景気が悪化し、買い手が減ったのも価格下落の原因だという。安値は、今後数か月は続くとみられるという。