グッド!モーニング 独自取材
「戻りガツオ」に匹敵する脂の乗ったカツオが水揚げされている。先週気仙沼漁港では青森沖などでとれたカツオ63トンが水揚げされた。例年のこの時期気仙沼漁港でとれるカツオは身がしまり、あっさりした味わいが特徴。しかし、今年は戻りガツオのような脂乗りのカツオがとれているという。今年は身の質がよく、価格も例年より200円ほど安いという。身に白い部分が多いものが脂乗りが良いとのこと。この時期に脂乗りがいいカツオがとれることについて、専門家は今年は青森沖で暖流の渦が発生しているという。餌が豊富な青森沖にできた暖流の渦にカツオが閉じ込められていると考えられるという。別の専門家は乱獲の影響で一部のカツオの成長サイクルが変化していると指摘。