- 出演者
- 渕岡友美 檜山靖洋 首藤奈知子 三條雅幸 渡部圭司 今井翔馬 是永千恵 野口葵衣
今シーズン一番の寒気の影響で、日本海側を中心に雪が強まっている。特に北陸から新潟県では、短い時間で積雪が急増するおそれがあり警戒が必要。
石破総理大臣は、日本時間の8日未明にトランプ大統領との初めての首脳会談を行う予定。日米同盟の抑止力と対処力をさらに強化することを共同声明に明記する方向で調整している。
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石破総理大臣は地方創生の施策を検討する参考にしようと、きのう総理大臣官邸で女性の起業家ら6人と意見を交わした。この中で石破総理大臣は「地方で育ったが、同級生に地元で起業している人はなかなかいない。何らかの理由があるはずで、正面から取り組むべき課題だ」と指摘したうえで、「女性に選ばれる地方にならないと地方はどうにもならない、『私も頑張ってみよう』という人を日本中に急速に増やしていきたい」と述べた。また、三原男女共同参画担当大臣は「『楽しい日本』をつくるため、意欲ある女性起業家を応援し、女性が働きたいと思える職場を各地に作っていきたい」と述べた。参加者からは「起業するためのノウハウや資金の相談ができる枠組みが必要だ」とか「起業がゴールではなく、国が継続的に支援すべきだ」などといった意見が出された。政府は今後も関係者から意見を聞き、夏にまとめる「女性版骨太の方針」に必要な施策を盛り込むことにしている。
ホンダと日産自動車が進める経営統合に向けた協議について。ホンダが日産の株式を取得して、子会社化する案を打診していることが分かった。両社が去年12月に発表した経営統合の案では、持ち株会社を設立したうえで、それぞれの会社を傘下に収める形となっている。当時の記者会見で、日産の内田社長は「どちらが上、どちらが下ではない」と発言していて、ホンダの三部社長も「自立した2社が統合する」と話していたが、協議を進めていく中で両社の隔たりが大きくなってきた。ホンダからは「日産の経営立て直し策は危機感に乏しく、踏み込み不足だ」「日産の経営陣の意思決定が遅い」と指摘する声が出ていた。一方の日産は、日産の業績悪化を理由に一方的に主導権を握ろうとしていることに不満がくすぶっていた。そこでホンダとしては、日産を子会社化して経営の主導権を握ることで、意思決定を迅速に進めるねらいがあるとみられている。ただ、日産側からはホンダに対する反発も出ている。両社は今月中旬をめどに、さらに協議を進めていくかどうかを判断する。
パナソニックホールディングスは、グループの構造改革に乗り出す。新年度から、収益性が低い事業の在り方を見直し、テレビ事業は売却や撤退も含めた検討を行うとしている。また、家電や空調、照明を手がける傘下の事業会社「パナソニック」を解散し、複数の会社に分割するほか人員の削減も行い、2028年度に3000億円以上の収益改善を目指すとしている。楠見雄規グループCEOは、オンライン会見で「収益性と競争力に課題を残していることを重く受け止めている。みずからを抜本的に変える必要があると判断した」と述べた。
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大手金融グループ3社の決算について。去年4月から12月までの最終的な利益は、三菱UFJフィナンシャルグループが前の年の同じ時期より34%増えたほか、三井住友フィナンシャルグループが43%、みずほフィナンシャルグループが33%増えた。いずれもこの時期としては過去最高。国内で企業向けの貸し出しが増えるとともに、日銀の利上げを背景に、利ざやが改善したことが主な要因。
洋上風力発電を巡って日本政府は、導入の先進地であるイギリスの政府と協力を深める覚書を交わす方向で調整している。覚書には、両国の導入事例を共有し合うほか、サプライチェーンの構築にともに取り組むことなどが盛り込まれる見通し。
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上場企業が自社の株式を市場から買い取る「自社株買い」の金額が去年、過去最高となった。企業が自社の株式を買い取る自社株買いは、市場に出回る株式の数が減ることになる分、1株あたりの利益が増え、株価の上昇につながりやすいとされている。東海東京インテリジェンスラボのまとめによると、去年1年間で上場企業が決定した自社株買いの総額は17兆9920億円で、前の年の1.8倍に増え過去最高となった。背景には、企業の業績が好調で、自社株買いの資金を捻出しやすくなったほか、おととし東京証券取引所が、株価を意識した経営を要請したのをきっかけに、株主還元を強化する企業が増えたためとみられる。
香川県の名産「さぬきうどん」。県内のうどん店の多くが、原料の小麦を価格が安くてコシが強いオーストラリア産など外国に頼っている。県では30年以上前から独自の小麦の開発を進めてきたが、外国産と比べるとコシがないのが課題となっていた。そうした中、この度さぬきうどんに向いた小麦が誕生した。香川県丸亀市のうどん店でこの日、試作に使っていたのは、県オリジナルの小麦の新品種「さぬきの夢2023」。これまでの県産小麦に比べて、食感の大幅アップに成功した。16年前に開発した品種と比べ、弾力がアップ。その秘密は、うどんのコシや粘りを生むたんぱく質、グルテンの割合。以前の品種はちぎれやすいのが課題だったが、今回、粘りを生むグルテンの割合を1割高めたことで外国産に肉薄するこしを実現した。新品種の開発を後押ししたのが、遺伝子型を解析する技術。県は小麦の葉からDNAを抽出し、さぬきうどんに向いている個体の選抜に成功した。
新品種の小麦は、そうめんの生産者からも期待されている。国内有数の生産地・小豆島では、地元の小麦を使ってブランド価値を高めようと取り組んできたが、従来の品種ではすぐにちぎれてしまうのが悩みだった。新品種を使った試作では、機械で細く延ばしてもちぎれなかった。生地を引き伸ばして作る手延べそうめんは、伸びのよさが命。理想とする長さ2メートルにまでは僅かに及ばなかったが、確かな感触が得られた。今、新品種の流通をこの秋に控え、着々と準備が進んでいる。県が延べ100軒ほどのうどん店に試作をしてもらい感想を聞いたところ、コシや粘りのほか、味や香りでも高い評価が得られた。これまで海外産の小麦の優位性の1つが価格の安さだったが、世界的な小麦の産地であるウクライナ情勢や円安の影響で、それも変わりつつある。最近では、国産のほうが安い傾向にあるということで、国産小麦が今後普及していくのか注目。うどん店の店主・山下義高さん、香川県農業試験場・多田祐真主任研究員、そうめん職人・平野淳一さん、香川県農政水産部・鬼木あさひさんのコメント。香川・綾川町、高松市・県が主催した試食会の映像。
経済情報を伝えた。
去年1年間に公開された映画を対象に映画評論家などが投票で選んで表彰する「キネマ旬報ベストテン」が発表され、日本映画では三宅唱監督の「夜明けのすべて」(配給:バンダイナムコフィルムワークス、アスミックエース)が1位になった。この作品は、PMS(月経前症候群)で精神的に不安定となり、他人に怒りやすくなってしまう主人公の女性が、パニック障害がある同僚の男性と出会い、互いに支え合う中で自分の生き方を見つめ直していく物語。主演男優賞も受賞した人気アイドルグループ・SixTONESの松村北斗さんと、俳優の上白石萌音さんの2人が主演を務めている。日本映画や外国映画など部門ごとの順位と、監督や俳優などに贈られる個人賞などの詳細は、きょう発売される映画専門誌「キネマ旬報」の誌面で発表される。
福音館書店の月刊誌「母の友」は1953年に創刊され、子育てや暮らしの情報のほかに童話も掲載され、「ぐりとぐら」などの人気絵本も生まれたが、おととい発売の3月号をもって休刊となる。きのう都内の書店では、伊藤康編集長と雑誌で企画を担当する歌人の東直子さんによる対談の催しが開かれた。創刊の経緯について伊藤編集長は「(戦争を経験して兄弟を亡くした初代編集長が)創刊時、1953年に生きるということを皆さんとともに考えたいと思い、この雑誌をつくったといつも言っていた」と述べた。子どもたちから出た何気ないことばを家族から募集する“こどものひろば”という企画の選者を務めた東さんは「(子どもには)いろんなものが生き生き見えている。近くにいる大人が(ことばを)つかまえて届けてくれるのはありがたい場所だった」と述べた。
鉄道業界で人手不足が課題となる中、JR東日本は車両や線路などの設備の保守にあたる外国人材を採用するための研修制度を新たに設けることになった。外国人の在留資格の特定技能に、鉄道分野が追加されたことを受けた取り組み。自社だけでなくほかの鉄道会社からも研修生を受け入れ、年間100人程度の外国人材を育成し、業界全体で人材の確保に取り組む方針。
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長野・小諸市の小学校では、田んぼに水を張って凍らせた手作りのスケートリンクで体育の授業が行われている。春から秋にかけては授業で米を栽培しているが、冬はスケートリンクを作っている。
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イギリス・バーミンガムではアスリートのソフィー・パワーさんがランニングマシンを使った記録に挑戦。48時間で360km以上を走って再長距離の記録を更新。ソフィーさんは自ら設立した女性ランナーを支援する団体のために走ったという。
イギリス南西部にジェット機を改造したホテルができた。このプライベートジェットはコロンビアの麻薬王が一時所有していたとも言われ、サウナとジェットバスを追加して豪華なスイートルームを作ったという。
渋谷からの中継で全国の気象情報を伝えた。
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