ひるおび (ニュース)
年金改革法案が審議入りした話題について、加谷珪一らによる解説。アンケートの結果、大半の人達が今の年金制度について不安を持っている事が分かった。加谷珪一は「年金制度が破綻したりもらえなくなる心配はない。財政は安定化している。しかし、充分な額になるかは不明だ。」等と解説した。塚越菜々子は「長い期間関わるものなのでイメージしづらいものだ。」等と解説した。今、厚生年金加入者の増加を促す為に106万円の壁の撤廃等に努めている。塚越菜々子は「上限が上昇には年金カットの緩和等のメリットがある。」等と解説した。国民年金が30年後、3割減るという問題がある。加谷珪一は「高齢者の年金を目減りしている。国民年金の減り方が厚生年金の減り方よりも大きい。相対的に見ると、国民年金だけの人の方が得をする事になる。政府内部でも底上げした方が良いという意見もあった。」等と解説した。塚越菜々子は「流用するというイメージが流れてしまった。」等と解説した。
総務省の家計調査によると、65歳以上の夫婦の場合、収入が平均月収252818円だった。そのうち、約9割が年金となる。普通に生活すると、月額で34058円足りないとなっている。女性の平均寿命まで行きた場合、収入以外で必要な金額は約900万円となっている。塚越菜々子は「賃貸の人はさらに家賃が必要になる。」等と解説した。北千住駅前で高齢者に話を聞くと、「生活費が足りない。」等の声が聞かれた。底上げ案削除について調査したところ、入れるべきだったとは思わないと答えた人が入れるべきだったと答えた人を上回った。加谷珪一は「年金それぞれの財布という考え方もあり、他の財布を使うのはどうかという考えの人もいる。」等と解説した。