新宿駅の終電後のホームにヘルメット姿の人々が登場。するとホームの端に移動し、線路に降りていく。彼らはホームから落ちたゴミを拾う線路清掃を行っている。これが非常に重労働。ホームの下には大きなスペースがあり、隙間という隙間にゴミが入り込んでいる。落ちているのはただのゴミだけではなく水筒やおしゃぶり、靴なども。利用者の多い新宿駅はとにかくいろんなものが落ちており、清掃は大変な作業となる。新宿駅には16番線まであり、1つのホームだけで200メートル以上、それらを全て歩いて清掃しなければならない。深夜とはいえ蒸し暑い真夏の作業は過酷そのもの。更に最近増えているのがキャリーケースのタイヤのゴムカバー。観光客が多い新宿駅ならでは。それ以上に多いのがワイヤレスイヤホン。そんな線路のゴミを集めてみると一晩で大量のゴミが回収された。さらに線路だけではなく駅の構内も関係者総出で掃除する。天井のホコリを落とすとあっという間にちりとりがいっぱいになる。利用者130万人を誇る新宿駅は社員たちの手で清潔に保たれていた。