ニュースウオッチ9 (ニュース)
新潟・長岡市では、けさから降り続く雪の影響で住民からは生活への影響を懸念する声が上がっている。長岡市内のスーパーではあさってにかけて大雪になる見込みのため、外出できなくなることを想定し、買い物をする客の姿も。スーパーでは、今週中は食料品などを多めに仕入れていくことにしている。買い物客には冷静に対応してほしいとしている。スーパーマーケット・石田博和店長は「品切れしないように仕入れは準備しておくので、“慌てないで”と思っている」と語った。福井・福井市内では午後になって雪の降り方も強まってきた。大雪に備えて、どのような準備が必要になってくるのか。車での外出が必要な場合、個人ができる備えについて、JAF福井支部広報・吉田真也さんに聞いた。福井県の国道では、2018年の大雪で、1500台が立往生した。こうした経験から欠かせないのがスコップだという。吉田さんは「マフラー周辺をスコップで除雪してもらう。一酸化炭素中毒で最悪命を落としてしまう可能性が考えられる」と語った。マフラーが雪で塞がった場合を想定した実験映像を紹介。今回の大雪について専門家は、短時間で急激に強まるおそれがあると指摘。防災科学技術研究所・雪氷防災研究センター・上石勲特別研究員は「急激に雪の量が増えるところが、今回の大雪の怖いところ」と語った。大雪が予想されている間は外出を控えてほしいとしたうえで、やむをえず外出する際には、屋根からの落雪に注意が必要だという。そのうえで、湿った重い雪が降る地域が多くなる見込みで、停電などへの備えも必要だと指摘。