- 出演者
- 高井正智 森下絵理香 向笠康二郎
オープニング映像と挨拶。
日本製鉄による米国の大手鉄鋼メーカー、USスチールの買収計画で米国の複数のメディアはバイデン大統領が買収を阻止することを決めたと報じた。米国政府の委員会で安全保障上のリスクに関する審査が進められてきたが、先月の期限までに全会一致に至らず、買収を認めるかどうかの判断はバイデン大統領に委ねられていた。早ければ3日にも発表する可能性があるとしている。計画を審査していた委員会では買収が実現すれば、米国国内での鉄鋼の生産量が減少するおそれがあるなどという意見が出ていて大統領としては安全保障上のリスクがあると判断したものと見られる。日本企業による買収が大統領の権限で阻止されることになれば、初めてのケースになると見られている。日本製鉄は、米国政府に対し雇用を守ることに加えて鉄鋼の生産能力を維持することで安全保障の強化につながると説明してきた。今回の報道について「コメントしない」としている。
きょう弘前市では、この冬初めて積雪の深さが1メートルを超えた。東北では積雪が平年の2倍から3倍となっているところがある。北日本と東日本ではあすの朝にかけて日本海側の山沿いを中心に大雪となるほか、西日本でも日本海側の山沿いであすにかけて雪が積もる見込み。積雪が多い地域では電線や樹木などへの着雪による停電雪崩にも注意。
2025年の世界経済の行方に大きな影響を与えると見られるのが米国・トランプ次期大統領。2025年の取り引きが始まったニューヨーク株式市場。ダウ平均株価は値下がりでのスタートとなった。ウォール街が今固唾をのんで注目するのが、今月20日に就任を控えるトランプ次期大統領。これまでトランプ氏が打ち出してきたさまざまな政策。減税策やITや金融分野での規制緩和といった政策が実行に移されると経済がさらに活性化するという期待感が金融市場には広がっている。こうした期待感の一方で専門家からは懸念の声も。それが、市民を苦しめてきた記録的な物価上昇インフレが再加速するおそれだという。そして関税の引き上げに加え減税もさらなるインフレにつながる可能性があると言う。ハーバード大学・ケネスロゴフ教授は「最大のリスクはトランプ氏が関税の引き上げを決意しているように見えることだ」とし、シカゴ大学・ラグラムラジャン教授は「財政赤字が拡大し赤字を抑えようという気持ちがない場合はほかのどの政策よりもインフレを招くだろう」とコメント。その上で日本経済への影響についてケネスロゴフ教授は「日銀は物価上昇を安定させるために何回か政策金利を引き上げる必要があるだろう」とし、ラグラムラジャン教授は「日本はデフレから脱却しつつあるようだがまだ海外の需要に依存している。日本の輸出に影響が出るだろう」とコメント。
大阪・関西万博。4月の開幕まで100日となったきょう、会場の周りを走るマラソン大会が開かれた。万博は、4月13日から半年間、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに158の国と地域が参加する。万博の花参加する国が自前で建設するパビリオンには完成間近のものも。バス停の下の道路にはコイルが埋め込まれていてバスが通ると充電できる仕組み。ケーブルにつなげることなく走りながら充電できるという技術。会場内を移動するためのバスで一部試験的に導入され現在準備が大詰め。一方、今直面しているのが新たな人手不足。フードコートを運営する予定の会社は時給1500円から2000円程度でアルバイトを募集しているが予定の半分ほどしか確保できていない。入場券の販売状況も好調とは言えない。先月25日時点で前売り券は目標の半分程度。運営費1160億円の大部分は入場券の販売で賄われる計画。赤字への懸念も根強い中で開幕までに関心を高められるのか依然課題となっている。
箱根駅伝は青山学院大が2年連続、8回目の総合優勝を果たした。復路を制した青学は6区・野村昭夢選手からスタート、2位との差を4分に広げる。7区は駒澤大学・佐藤圭汰選手が快走を見せ区間新。2位となり青学を追う。それでも青学は8区以降盤石の走りで大会新記録で優勝。8度目の総合優勝を果たした。
全国の気象情報を伝え、路面の凍結などに注意を促した。
エンディング、Uターンラッシュに言及し運転に気をつけるよう促した。