サタデーステーション (ニュース)
職員へのパワハラ疑惑などを告発された斎藤元彦元彦前知事。県議会の不信任決議を受け失職したことに伴う兵庫県知事選挙があす投開票を迎える。争点は停滞と混乱が続いた県政の立て直しと知事としての資質など。候補者たちは最後の訴えに奔走。「ひょうごリスタート」を掲げるのは元アナウンサーで前参院議員の清水貴之さん。日本維新の会を離党して臨んだ今回の知事選。維新や自民党系の市議や県議らが応援に駆け付け連携をアピール。「対話と信頼」を掲げ、風通しのいい県政を目指す前尼崎市長の稲村和美さん。対話だけでは伝わりにくい政策などはショート動画にまとめてYouTubeで配信。対話とSNSを使い分けて有権者にアピールした。出直し選挙での再選を狙う斎藤前知事。最後の訴えでは「これまで進めてきた政策はまだ途中だ」と訴えた。斎藤陣営もSNSを駆使して街頭演説の予定や様子を毎日投稿。演説では県立大学の無償化など実績を訴えてきた。
世直しドクターをうたう共産党推薦の大沢芳清さん。県の保険医協会の理事を務める医師。「いまの県政にはリーダーが必要だ」という。更に子どもへの支援策も。音楽関連会社社長の福本繁幸さんは街宣車を自分で運転して登場。政治団体の党首・立花孝志さんは「前知事はこれまでどおり県政を担うべきだ」という。会社社長の木島洋嗣さんも立候補。