THE TIME, プチマーケティング部
学校あり?なし?調査!上履きをはかない!?「一足制」。今上履きを使わない学校が増加中だという。港区立芝浜小学校を取材すると外履きのまま校舎内へ入る。小学校では靴の履き替えがないことで混雑がなくスムーズに教室に入ることができ、避難時もスムーズだとした。港区の公立小学校19校中18校が一足制だという。港区教育委員会吉野部長は「スペースの問題。港区では子どもの数が増え靴箱をなくす1つの理由」とし、また港区の学校周辺には土の道が少なく、人工芝の校庭で汚れを持ち込みにくいことも要因だという。唯一一足制度でない港区立青山小学校は1学年1クラスのため混み合わないので取り入れておらず、履き替えることで気持ちを切り替えさせるという。創業当時足袋を製造していたムーンスター社が1950年代に型をつくり上履きを全国に普及したが、兵庫県神戸市では約8割の小中学校が一足制を採用、神戸が欧米文化に近く土足で部屋にはいる文化が伝わって定着しやすかったということ。現在神戸市では一足制を見直す動きがあり、油引きという教室にひいてほこりを立ちにくくする対策を先生がしていて負担があるので変えてく必要があるとのこと。