モーサテ きょうのマーケット
後藤祐二朗が電話で解説。ドル/円予想レンジ:145.50円〜147.50円。昨日はトランプ政権の相互関税の詳細公表を受け、日本や中国などに対し想定以上の高関税がかけられるとの懸念から、株安に伴い円がほぼ全面高の展開。米国株は下げ止まっておらず、本日の円相場も株価の動向をにらみながら荒い値動きとなり、上値は重そう。注目ポイントはパウエルプットに期待できるか?。パウエルプットとは、相場下落時にFRB・パウエル議長が発言などを通じ、市場支援に乗り出すこと。本日はアメリカ雇用統計とパウエル議長の講演が予定される。雇用統計がアメリカ景気への懸念を払しょくできるか、パウエル議長が市場心理を安定させられるかが焦点だがパウエルプットへの過度な期待は禁物だと為替について解説した。