モーサテ きょうのマーケット
予想レンジは147円~148円。山田は「来週末に総裁選を迎えていて、短期的には市場様子見だとおもう」と話した。注目ポイントは「年末までに3つの円安カタリスト」。山田は「まずは自民党総裁選があると思う。市場は総裁選についてイベントリスクというふうに見てないふしがある」と話した。日銀については「9月の政策決定会合を受けて10月会合における利上げの織り込みが5割を超えてきている。ただ不確実性のある状況の中で植田総裁は慎重になる傾向があったので、そういった意味では利上げ期待がはがれて円安に転じるリスクがあるのではないかと考えている」と話した。
2つ目の円安カタリストについて山田は「日本企業による対外投資になる」と話した。日米の投資合意の影響については「これが3つ目のカタリストになるが、日本企業が投資に参加するとなると、ドル買い円売りが出てくることになると思う」「市場は日米合意について織り込んでないが、最大80兆円という可能性があるので、市場としては案件が1つ出てくるとさらに出てくるのではないかというような思惑がドル買い円売りが出てくる可能性があると思う」と話した。
