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気象予報士・広瀬駿による解説。昨日、青森県の酸ヶ湯では積雪が69cmと11月の観測史上最大となった。初雪が観測されたのは秋田、山形、仙台、福島、新潟、長野。初冠雪が群馬・赤城山、滋賀・比良山、鳥取・扇ノ山。初氷が茨城・水戸で観測された。最低気温が0℃未満の日の冬日を観測したのは914地点中、今季最多277地点。紅葉と雪が一緒に見られたのは青森・弘前公園と秋田・仙北市の武家屋敷通り。仙北市の観光課担当者は「紅葉と雪が一緒に見られるのは珍しい。紅葉の見頃は今週末まで」としている。広瀬駿は、寒気が来るのはいつも通りのリズムに戻ったのであって先週までがおかしかったと話した。先週までは台風によって高気圧が発生していたが台風がなくなったことで高気圧が弱まり寒気が南下した。日本海側は世界でも大雪になりやすい地域で、寒い中海水が暖かいので雪雲が成長しやすいという。今年の冬は猛暑の影響で海水が温められている分、寒気が来ると雪雲が発達しやすく大雪になる可能性がある。3ヶ月予報の平均気温は平年並みになる見通し。降水量では日本海側が平年より多い一方、太平洋側は平年より少なく乾燥するという。