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成田空港、専門学校の講師を勤めるイタリア人ジュゼッペさんが初来日。20時間のフライト中もネられなかったというジュゼッペさんはイタリア・プーリャ州のブリンディジに住んでいる。そんな彼が愛してやまない日本のものとは何なのか。彼が足を運んだのは海鮮市場、エビを購入したジュゼッペさんはエビフライを作るという。彼が大好きなのは日本の洋食「エビフライ」。明治時代の独自の進化を遂げた洋食、その中でもエビフライは1899年に銀座 煉瓦亭で天ぷらやカツレツをもとに考案されたと言われている。ジュゼッペさんとエビフライの出会いは10歳の頃、日本のマンガで読んで興味を持ったという。その後料理の専門学校に進んだ彼は独学でエビフライづくりを学んだ。現在イタリア料理の専門学校で講師をしているジュゼッペさん、週2回エビフライの腕を磨いている。今回の旅で、日本の職人がどのようにエビフライを揚げているのかを学びたいというジュゼッペさん。なんとパン粉は自作、食パンも自作している。そんなジュゼッペさん、将来はエビフライをメイン料理にした日本食レストランを開きたいのだという。この日出来上がったエビフライをを友人や家族に振る舞うジュゼッペさん、タルタルソースなども含め評判は上々の様子。
後日、ジュゼッペさんに日本に招待することを告げる。ご両親は念願がかなったジュゼッペさんを祝福、スタッフに感謝の言葉を述べた。10月、来日したジュゼッペさんは「まるは食堂」のエビフライを食べたいと希望。早速愛知県に向かう一行。