首都圏ニュース845 (ニュース)
流通大手・イオンと私鉄大手・京成電鉄はきょう資本業務提携を行うことで合意したと発表した。それぞれが約150億円分の株式を年内に取得する予定で、予定どおり実施されれば、イオンは京成電鉄の2.33%程度、京成電鉄はイオンの0.46%の株式を保有することになる。両社は資本業務提携を通じてショッピングモールや駅に隣接した商業施設などの開発のほか、食品スーパーの運営、商業施設周辺の交通サービスの充実など幅広い事業で協業を図る方針で、今後具体的な取り組みについて協議を進める。会見で京成電鉄・岡匡一常務執行役員は「沿線の活性化、まちづくりも一緒にイオンもできるのであれば、少子高齢化の中でもサステナブルな社会をつくっていけるのでは」と述べた。