Nスペ5min. (Nスペ5min.)
30年前の1995年3月20日、都心を走る地下鉄の車内で猛毒サリンが撒かれた。死者14人、負傷者およそ6300人。オウムは事件の後95年11月、麻原彰晃を日本の王にするためのクーデターを起こそうとしていた。その計画は“11月戦争”と呼ばれた。11月戦争ではまずヘリコプターで東京上空から大量のサリンを散布、警視庁を占拠し警視総監を人質に取る。そして武装した信者たちが国会を襲撃し制圧する計画だった。しかし95年3月22日の強制捜査によって、11月戦争は紙一重のところで回避された。