どーも、NHK 現場からは以上ですSP
NHK交響楽団の練習場を訪れた。この日は公演にむけた前日練習が行われていた。NHK交響楽団は年間120回もの公演を行なう世界的にも高い評価を受けているオーケストラ。萩原路子さんは3年前から音声チーフを担当している。音声チーフは番組ディレクターとどの用に収録するのか検討するため生の演奏を聴く。今回の注目は世界的なピアニスト・反田恭平さんとの共演。公演当日、萩原さんはステージにマイクを設置。まずはメインマイクを天井から吊るした。メインマイクは5本。予備が2本。放送音声の8~9割の音を担う。マイクの角度が大切だという。各楽器の近くにはスポットマイクを設置する。リハーサルで放送に向けた音を作る。萩原さんはリハーサルの途中でメインマイクの高さを3センチ上げた。本番が始まった。萩原さんがミキシングした音が番組ではそのまま流れる。一回限りの真剣勝負が会場で聴くような臨場感を作り出す。