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バレンタインデーの季節が近づいているが、チョコレートの原料となるカカオ豆が高騰している。百貨店のバレンタイン商戦にも今年は変化がみられ、カカオショックの影響などからお菓子系ショコラが多く登場している。高島屋ではバラの形のマドレーヌにチョコレートをかけた商品などチョコレートと他の菓子を組み合わせた商品が去年に比べ約2倍に増えているという。
節分に欠かせない「恵方巻き」について、帝国データバンクによると米や海苔の他、キュウリやイクラといった具材の価格が高騰。今年の恵方巻きの平均価格は去年の958円から136円上がり、初めて1000円を超えた。
農林水産省が発表した野菜8品目の最新の価格調査では、いずれも平年に比べて値上がりし、特にキャベツは平年の3倍以上になっている。天候不順などが原因で品薄による価格高騰が続いていたが、ここに来て変化の兆しが見えている。神奈川・横浜市のスーパーでは、2週間前に取材した時と比べると昨日は100円も安くなっていた。その他、葉物のホウレンソウや水菜、エノキやシメジといったキノコも値下がりしてきたという。このままの物価上昇が続けば、今年は1人当たり年間で2万7000円程度の負担増が見込まれる。このうち食費が約4割、ガソリン・光熱費が約3割を占めるという。家計の負担を減らすには節電・省エネや電気の契約を見直すことなどが対策として挙げられるとのこと。