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先週開幕したイタリア・ヴェネツィア国際映画祭。注目されているのはパレスチナのガザ地区でイスラエル軍の攻撃によって去年死亡した少女について描かれた映画。「こわい」「助けて」と少女が死の間際まで訴える声をもとに作られた。製作チームは映画を通じてガザ地区への関心を高めてほしいと呼びかけている。ドイツ・ZDFが伝える。ベネチアは騒然としていて、パレスチナを支持する団体が会場に向けてデモ行進をしている。イスラエル支持としている俳優2人が3日の出演作の初上映に顔を見せなかった。ホアキン・フェニックスさんはThe Voice of Hind Rajabのプロデューサーでもある。3日昼、姿を現すことで自らの意思を表明し、作品の製作チームに世界に向けての呼びかけを委ねた。製作チームはヒンド・ラジャブちゃんの声がヴェネツィアから世界中に伝わり大きく響くことを望んでいる。