ニュースウオッチ9 (ニュース)
臨時の総裁選挙の是非をめぐり、自民党の総裁選挙管理委員会はきょうの会合で実施を求める議員が署名と捺印をした書面で申し出るとともに議員の名前を公表することを決めた。また、都道府県連が実施を求める場合は正式な機関決定を行い党本部側に連絡し書面の提出を求めることになった。きょう、総裁選実施を求める中堅議員らが国会内で会合。賛同への働きかけを強めていくことを確認した。氏名の公表をめぐっては「人事を考えれば総裁選実施に賛成するのは得策ではない」などの声が上がっている。
富山県では先月の参院選で18年ぶりに自民候補が敗北。有権者の目は厳しいと感じている。富山県連青年局では党の立て直しの第一歩として総裁選を行うべきさという声が強まっている。県連としての対応はまだ決まっていないが青年局は「意見を県連幹部に伝えていきたい」としている。一方、臨時総裁選の実施に慎重な意見も。自民党佐賀県連には有権者から総裁選の実施に否定的な声が。県連のメンバーと協議しているが次の選挙を考えた時、トップの顔を変えるべきだという声もあり結論はでていないという。臨時の総裁選は来月上旬にも実施するか決まる見通し。