THE世代感 昭和世代でも驚ける昔の東京映像クイズ
「昭和57年の杉並区の映像 10代・20代が驚いた事は?」のクイズ。まずは三田寛子がゴミの日でゴミ箱ごとを出していると答えて正解となり20点となった。当時はゴミバケツでのゴミ出しが主流でゴミ収集が終わるとゴミバケツを持ち帰る姿がよく見られた。しかし昭和の終わり頃になると共働き世帯が増え、ゴミ収集が出勤後だとバケツを回収できなくなる問題が発生。やがてバケツから黒い袋となり半透明の袋へと変わっていった。東京23区では現在もふた付きの容器または中身の見える袋とあり、ゴミバケツのままゴミ出しOKな地域は多い。
次に中村歌之助が騒音の表示が設置されていると答えて正解となり10点となった。現在は工事現場などで見かける騒音計だが昭和の時代は幹線道路や駅前など、街中にいくつも設置されていた。さらに「ホン」という日本独自の単位が書かれており国際基準の「phon」というものとは全く別物であるとのこと。そして平成5年からは「dB」へと変更となった。
次に三田寛子が自転車が盗まれ放題?と答えて正解となり10点となった。駅前に放置自転車が映像に映っていたがその煩雑さはもちろん自転車の盗難を心配する声も多かった。平成13年までは自転車の盗難事件が増え続けていたが、昭和57年は盗難自転車が増加した時代だった。そして平成13年からは急激に低下した。それは駐輪場の整備・放置自転車の撤去を強化などがあげられる。また自転車の盗難が減少した理由として忘れてはならないのは鍵の進化である。当時は箱形錠だったが防犯力が弱かった。その後馬蹄錠が登場し、盗難されにくくなった。最近ではチェーンつきU字ロックも登場し防犯グッズは日々進化を続けている。また駐輪場も立体駐輪場などに進化しており自転車の盗難も減少しているとのこと。