グッド!モーニング 独自取材
全長230m乗客定員740人の大型クルーズ船・飛鳥IIIは、きのう報道機関向けに内部が初めて公開された。乗船直後に広がる光景が開放感のあるアトリウム。客室数は381室で、すべてがオーシャンビューとなっている。2部屋のみの最上級の客室は、客室専用のバトラーによるサービスが提供されるなど至れり尽くせり。仕事もできる書斎や浴槽などラグジュアリーな空間が広がる。海風を感じる屋外プールやバスケットボールのコートなども設置されている。飛鳥IIIは20日に出航した後、函館・小樽を訪れ横浜港に戻る。料金は98万4000円から478万6000円。トランプ大統領が打ち出した関税政策によって大きな打撃を受けると見られている貨物部門。それを救う存在となるのがクルーズ船。コロナ禍以降の利用者数は3年前から急激に回復し、商船三井では来年にもクルーズ船1隻の追加を決めた。オリエンタルランドもクルーズ船の2028年度の就航を目指している。