- 出演者
- 薬丸裕英 峰竜太 山田五郎 井ノ原快彦 中原みなみ ミッツ・マングローブ 山崎怜奈
オープニング映像が流れた。
東京駅のまわりはごった返している。千代田線の日比谷駅と大手町駅の間に二重橋前駅がある。その周辺は散策が楽しい。都会のオアシス。江戸城の歴史遺構も。近代の名建築もGHQゆかりのバーもある。海外王室御用達スイーツも、点心専門店も。二重橋前駅には東京駅から歩いて3分。
20位 二重橋前駅。人気の駅に囲まれている。丸の内勤務の人に二重橋を聞いても、みんなわからないという。皇居外苑を歩き10分ほど先にある。一般参賀のとき一般の人が渡る橋。その奥にかかるのが本来の二重橋だとのこと。2つの橋桁があるので二重橋と名がついたとのこと。
19位 丸の内 FOOD HALL。明治安田生命ビルの地下2階に、グランドオープンした。La PASTA BARでは、無花果とドライトマトのジェノベーゼが楽しめる。Bulls Tokyo marunouchiでは若鶏モモ肉のトマトソースが楽しめる。有薫バルでは、鶏そぼろ明太子丼、生本マグロの海鮮丼などがいただける。東京初出店の北新地とんかつ epais。
18位 TRADMAN’S TOKYO。立派な盆栽を飾る店。中にも盆栽だらけの店。盆栽を世界に発信する店だ。アパレル出身の小島鉄平さんが社長。すべて自社で手入れをしている。ファッションブランドとも積極的にコラボしている。The Rolling Stones×TRADMAN’S TOKYOのシャツもある。VANSとのコラボも。
7位 和田倉噴水公園。和田倉橋を渡ると仙台藩の伊達家などが作った和田倉門があった場所。憩いの場になっている。江戸時代にはここまで入江が迫っていたという。スターバックスコーヒーがある。環境配慮型のGreener Stores日本一号店になる。床はCo2を吸収する新素材。アートは漁網を再利用。借りるカップが注目されている。3日以内に返却すればOK。
16位 ウェディングフォトの聖地。どこを切り取っても画になる。全国のカップルのあこがれだとのこと。ウェディングアベニュー表参道 南青山店には東京駅パーフェクトプランがある。
薬丸は創作地中海料理の「GRILL&BAR ANTIBES」を紹介。花の82年デビュー組で集まったことがあると明かした。
岸本ビルヂングの地下の飲食店街に「サングリア」がある。元々はスペイン料理屋だったが、皆さんが食べているのはカレー。日本でタイカレーがほとんど食べられていなかった約40年前、タイでカレーを食べて感動した社長がシェフに口頭で味を伝え、なんとか再現したのが始まり。こうして出来上がったのがお店の名前を冠した唯一無二のカレー。エスニックな味わいだが、鶏出汁の旨みも効いている。夜限定の人気メニューがスペシャルカレー。生クリームとヨーグルトをたっぷり入れたマイルド系。ここでしか味わえない超濃厚カレー。お酒のお供にもぴったり。
皇居外苑では至る所で江戸城の名残に出会える。日本一の城を守る石垣は全国の大名を動員して様々な工法で造られた。桜田門の石垣に使われているのは切込接という積み方。医師の平らな面同士が重なることで摩擦が生じて強固になる。馬場先門交差点近くの石垣を見ると五芒星のような刻印。陰陽道の魔除けの印ではと噂。
日本屈指のおしゃれストリートでよく目にするのがテラス席のある店。「Le Beurre Noisette TOKYO」はパリに本店がある。テラス席に座れば気分はパリジェンヌ。30名分の広いテラス席があるのはスペイン料理の「ADRIFT by David Myers」。テラスならいつものランチがおしゃれな空間に変わる。テラス席があるお店の中でも「GARB Tokyo」はヒーター&こたつが。テラスにぴったりなのがエンゼルフードケーキ。
2018年オープンの二重橋スクエア。2階に行くと「YAUMAY」が現れる。世界的レストランプロデューサーのアラン・ヤウ氏が日本で初めて手掛けたお店。開放的な店内で点心を楽しめる。25年熟成のプーアル茶をはじめ、ハイクオリティーな中国茶を20種類以上。そして工夫を凝らした20種類の点心を揃える。登場したのはカスタードパンという点心の一種。食事と食事の間にお口直しで召し上がる。使うのは塩漬けにしたアヒルの卵の黄身。この黄身を使った濃厚でなめらかなカスタードクリームを生地に包んで蒸し上げる。少し塩気のあるクリームがたまらない。そしてYAUMAYのスペシャリテがエビの餡やきくらげに湯葉を巻いて揚げ、米粉の皮で包んだ腸粉。香港の朝食の定番のスペシャルバージョン。
皇居外苑の南側にあるのが桜田門の一の門。幕末に井伊直弼が暗殺された桜田門外ノ変の現場。世界に誇る社交場を目指し開業した東京會舘。2019年に二重橋スクエアの中で再オープンした。創業当時からあったメインバーもその歴史を引き継ぎ、重厚でクラシックなムード。三島由紀夫が愛したのが、カクテルのトムコリンズと舌平目のフライが乗ったソールピラフ。東京會舘は戦後、GHQが接収。MAIN BARには米軍の将校たちが集まり飲んでいた。その時生まれたのが真っ白なドリンク。マッカーサーが昼から呑んでいた将校を怒って取り締まったりという雰囲気になったので、牛乳を入れたジンフィズを作って朝から呑めるようにカモフラージュできるように作ったのが始まりだという。別名モーニングフィズとも呼ばれる。東京會舘発祥のカクテル。
日本の古典主義様式建築の最高峰とも言われる明治生命館。その1階にある美術館には、三菱を創業した岩崎家のコレクションが納められている「静嘉堂文庫美術館」。江戸初期の画家・俵屋宗達の屏風など国宝7件を収蔵。中でも特に注目されているのが世界に3つしかない茶碗「曜変天目」。中国で作られ、徳川家光が春日局に贈ったと伝わるお宝。ミュージアムショップでは、ほぼ実寸の曜変天目ぬいぐるみという商品がある。職人が手造りするため、1日10個の限定販売。
日本に対する造詣も深いスイーツ界の巨匠ピエール・エルメが、日本の食を世界に発信するために作ったコンセプトショップの1号店が丸の内仲通りにある。日光の和菓子屋とコラボしたきんつばも人気。カカオ サンパカの日本1号店も丸の内仲通りにある。スペイン・バルセロナに本店を構えるショコラテリア。世界各国のカカオを取り扱うこの店は、スペイン王室も御用達という超名店。トリュフを乗せたソフトクリームは日本限定。カカオサンパカでしか味わうことができないというチョコレートが「王のカカオ “ショコヌスコ ”70%」。メキシコのアステカ王が愛したとされるカカオで、1520年まではそのカカオがあったとされている。栽培が難しく幻に。しかし、18年前にカカオサンパカが復活に成功。
二重橋の景色を特別なものにしているのが2本の橋の奥に建つ伏見櫓。江戸初期に京都の伏見城の一部を解体し、家光が移築させたという伝承があり、漆喰の白壁の櫓は皇居にある櫓で最も美しいと言われている。
昭和9年に建築され、昭和の建物としては初の国の重要文化財の「明治生命館」。戦後はGHQに接収された。2階の順路を進むと、開放感のある回廊。石膏の彫刻で作られた吹き抜けの天井。神殿のような大理石の柱も昔のまま。各国の大使が皇居に向かう際に使われたことおある応接室や、マッカーサーが演説した会議室も見学できる。
二重橋前 BEST20。6位「世界のファッション」。1987年にカリフォルニアで誕生したOLIVER PEOPLESはハリウッドセレブも愛用するメガネ専門店で、ここ「OLIVER PEOPLES TOKYO MARUNOUCHI」は日本では数少ない直営店の一つとして知られている。「CARESE 丸の内店」は森下に本店を構えるアンティークウォッチ専門店で、1920~70年代に作られた時計の中から状態の良いものだけを取り扱っている。また本店では見ることが出来ない修理工房も見学可能。他にも時計専門の写真スタジオなども備えている。「マリネッラ ナポリ 丸の内」は1914年にイタリア・ナポリで創業したネクタイブランドの店で、裏地にも表と同じ生地を使うなど職人のこだわりが詰まったネクタイを販売している。
二重橋前 BEST20。5位「東京會舘」。創業大正11年で、エリザベス女王ら世界各国のVIPが訪れている。芥川賞・直木賞の贈呈式会場としても知られ、辻村深月さんら多くの作家たちにも愛されている。またそんな辻村さんの書籍 東京會舘とわたしにも登場するのが名物スイーツ「マロンシャンテリー」で、ドレスを着せたような美しい生クリームの装飾が特徴的な一品。