- 出演者
- 薬丸裕英 峰竜太 山田五郎 井ノ原快彦 中原みなみ 石丸謙二郎 高橋愛
オープニング映像が流れた。
九州の小京都と呼ばれる豆田町で大分県の日田にある。江戸時代には幕府の天領として栄え、周りに都ありと称えられた町である。水郷が生み出す絶品グルメや超最強のB九グルメも待っている。さらにこの町には超大型巨人が進撃中。きょうは日田駅を中心とした場所にスポットを当てる。
日田市民にはある共通の認識があり、福岡県と日田は一緒なのだという。日田へは大分空港からではなく福岡空港から行くほうが早くて便利で、日田駅から県庁所在地のある大分市へ直接行けるバスはないにもかかわらず福岡市との直通便は大充実している。第20位は「ほぼ福岡県」。またテレ東系は大分市では入らないが日田は福岡のテレ東系が入るとのこと。方言も福岡に近いという。
市民が愛する日田の郷土料理の味はどうなのだろうか。豆田町にある鶏肉専門店で「もみじ」を注文すると、鶏の足が出てきた。形がもみじの葉に似ていることが名前の由来だという。第19位は「もみじ」。鶏の足を甘辛く煮込んだ郷土料理であり、80年以上前から鶏の足まで余すことなく食べるようになったという。
日田の町を歩いていると立派な石垣があったが、これは日田藩の初代藩主である「小川光氏」が築城したものである。第18位は「永山城跡」。江戸時代に幕府直轄の「天領」となった日田は九州の政治経済・文化の中心として繁栄した。そして永山城の南に作られた城下町が九州の小京都・豆田町である。2004年には重要伝統的建造物群保存地区に選ばれた。町のメインストリートは御幸通りと上町通りでかつては電柱・電線が景観を損ねていたが、2009年には電線を地中化し無電柱化が完了した。
第17位は「寶屋」。創業は昭和5年で1F&2Fは食堂フロア、3F&4Fは宴会場となっている。大分名物のとり天定食を始め、メニューは100種類以上と大充実している。夜7時にやって来たのは店の近くにある藤蔭高等学校男子バスケットボール部の寮生たちであった。配膳と片付けを自分たちでする代わりに、週5回夕食を低価格で食べさせてもらっている。そして寶屋の名物は「日田チャンポン」である。醤油ベースのスープで10種類の具材だけで約300gとなっている。
日田駅前で銅像と記念撮影をする人がいて、それは進撃の巨人の人類最強と呼ばれているリヴァイ兵士長の像であった。進撃の巨人は壁に囲まれた世界で暮らす人々のもとへ巨人が襲来するストーリー。作者の諫山創さんが日田市出身のため5年前から始まった市民有志のプロジェクトがスタートし、世界中から進撃の巨人ファンが訪れるようになった。第16位は「進撃の日田」。大山町が諫山創さんの地元で大山ダムには2020年、進撃の巨人のメインキャラである3人の銅像が作られた。ダムを作中の壁に見立て、主人公のエレンたちが初めて巨人と遭遇した場面を再現している。また「うどん たかむら」で人気メニューを頼んでみるとうどんで進撃をフューチャーした「進撃のバターチーズ」が出てきた。さらに「ボンジョルノ食堂 グローブ」ではピザ生地で街を囲む壁を再現した「ウォール・マリアのパスタ」が出てきた。ピザの壁の内部はカットステーキとトマトパスタである。
高橋愛はもともと「進撃の巨人」が大好きでドラマの撮影で日田に2週間滞在し、ホテルの目の前に巨人がいたりリヴァイ兵士長と写真を撮ってたなどと話した。また日田林工は諫山創さんの母校なのだという。またもともとは日田県だったが明治4年に大分県に吸収されたとのこと。
第15位は「高塚愛宕地蔵尊」。奈良時代に行基が開山したと伝わる古札があり、樹齢1300年のイチョウは子宝や子どもの成長にご利益があると言われている。境内にずらりと並ぶのは信者の寄進により奉納された2,000体以上のお地蔵さまである。中には柔道の谷亮子さんもシドニー五輪の後に奉納したお地蔵さまも安置されている。
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「進撃の巨人」の作者・諫山創さんの故郷である日田市大山町は九州屈指の梅の産地である。現在は約1万本の梅が咲き誇る梅まつりを開催中となっている。第14位は「梅」。「道の駅 水辺の郷おおやま」には特産品の梅干しがずらりと並んでいる。そして4年に1度開催するのが「全国梅干しコンクール」となっている。前回日本一に輝いたのは、フィリピンから大山町にやって来た五藤アンジェリンさんである。現在道の駅では、アンジェリンさんがつけた甘梅や小梅を販売している。
水の里・日田では昔から川魚が愛されてきた。うなぎや鮎は町の名物の1つで豆田町には江戸末期に創業した川魚の名店がある。第13位は「いた屋本家」。「天領うなぎのせいろ蒸し」が店の名物でうなぎの油とタレの旨みがお米1粒1粒に染み込んでいる。いた屋本家の売店では焼おにぎり専用のタレをたっぷり染み込ませた「うなぎの焼おにぎり」があった。
九州の小京都・豆田町には和菓子の老舗がいっぱいである。「赤司日田羊羹本舗」は羊羹の専門店で「赤司の日田羊羹」が店の看板商品である。箱の大きさに合わせた1枚で詰めるのが昔ながらのスタイルでかつては日田を訪れた上皇陛下にも皇太子時代に献上された。第12位は「老舗の銘菓」。日田の和菓子屋さんで必ずといってもいいほど目にするのが「そば饅頭」で10軒ほどのお店が作っている。大正時代に考案されたという日田の名物で、その元祖は「布善本舗」となっている。
日田のラーメン屋でよく見かけるのが「ひたやきそば」と書かれたのぼりである。「みくま飯店」は週末に行列ができる地元で大人気のお店である。こちらもラーメン屋として創業したが、注文はやきそば8割でラーメン2割になっているという。第11位は「日田やきそば」。日田やきそば最大の特徴は茹でたての麺を焦げ目がつくまでしっかりと焼いてパリパリにすること。あっさりとした特製ソースに具材は豚肉・もやし・ねぎだけとなっている。
水郷日田のシンボルは町の中心を流れている。第10位は「三隅川」。日暮れには川沿いの温泉旅館から屋形船が出ており、5月20日~10月末までは鮎などの川魚を捕る伝統漁法「鵜飼」を鑑賞可能となっている。
3月15日、3月22日、4月5日放送の「出没!アド街ック天国」の予告。
第9位は日田市大山町にある「進撃の巨人」のファンの憧れの地である水辺の郷 おおやまにある「進撃の巨人 in HITA ミュージアム」。2021年オープンの施設で、世界中からファンが訪れる。大山ダムには原作者諫山創さんがデザインした銅像があるが、そのボツデザインが展示されている。また漫画の原画も展示されており、この作品が初連載だった諫山創 さんの意気込みが語られている。
大分 日田 BEST20の8位は、醸造所。マルマタしょう油は、地下40mから組み上げた水を使い、麹作りからもろみの熟成まで一貫製造している。ほぼ日田市内で販売されている。まるはらもこの街を代表する醤油蔵の一つ。四代目の原次郎左衛門正幸さんは、日田の水について、弱軟水といって食品にものすごく良いと話していた。進撃の巨人ラムネが好評。
大分 日田 BEST20の7位は、咸宜園跡。江戸時代の儒学者・廣瀬淡窓は、日田の大偉人。日本遺産に認定された日本最大規模の私塾・咸宜園を開いた。蘭学者の高野長英も門下生と言われている。淡窓の教育法で画期的だったのが月旦評で、無級から九級までクラス分けすることで勉強意欲を刺激した。長州藩の大村益次郎は四級。
大分 日田 BEST20の6位は、日田杉。市内の約80%が森林の日田町。今でも街には木材市場が随所にある。日田杉は日田駅の構内など街の至るところで使われている。なかでも町の特産品が日田げたで日本三大下駄の一つに数えられる。うらつか工房は、下駄の形に削る工程を担当。鼻緒を通す穴を開けたら次の工房へ。月隈木履では、神代焼仕上げという独特の加工。日田杉を使った下駄は軽くて柔らかいため履き心地がよく疲れにくいという。夜明にこにこ保育園では園児たちが普段から下駄を履いている。
大分 日田 BEST20の5位は、草野本家。かつて九州の経済の中心だった豆田町。草野本家は1641年、生蝋の製造業で繁栄した。母屋は国の重要文化財に指定されている。年に4回、町のイベントに合わせて会館。現在は178体の雛人形が鑑賞できる。約300年前の享保雛など当時の繁栄ぶりをうかがえる。草野本家が雛人形を公開して以来、観光客が急増。豆田町など17箇所で、天領日田おひなまつりを開催。日田醤油では別館に、ひな人形ミュージアム ひな神殿をオープン。約4千体のひな人形が飾られている。